どうしてなのでしょうか。
あらゆる場所にある泡盛が、やがて「世界でひとつになる」なんて。
ある日、ひとつの酒造所で生まれた泡盛が、縁あってあなたの家にやってきたとします。
その泡盛は、これからの永い年月を、この『世界でふたつとない家(環境)』で過ごすことになりました。
家では毎日、可愛らしい赤ちゃんの泣き声や、明るく元気なお父さんの笑い声、そしていつも家族を陰で支えてくれるお母さんの優しい声が聞こえてきます。
そうそう・・・
宮古島のある酒造所では、泡盛にクラシック音楽を聴かせているそうですが、もしかしたら、泡盛は家族の会話を聞き、日々の出来事を家族の傍で見守りながら育っているのかもしれないですね。
ある日、ひとつの家族のもとにやってきた泡盛が、五年、十年、二十年とともに時と熟成を重ね、家族の物語を記憶する。
そう、ひとつひとつ―。
それぞれの家族にはそれぞれの歴史があるからこそ『世界でたったひとつの泡盛』になるのです。
誰かを想い、生きた証を受け継いでゆく・・・
かけがえのない人生を送るすべての人の心に、かりゆし(幸せ)がつながって、結ばれていきますように。
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