名入れ泡盛本舗 かりゆし沖縄

泡盛の保存方法と古酒の育て方

【画像】甕入りの名入れ泡盛

店長の宜志(ぎし)です。

今日は、お客様からいただく疑問や、沖縄の名酒・泡盛を保管するときの大切なポイントなどについてご紹介いたします。

泡盛に「賞味期限」はあるのか?

答えから申し上げますと、泡盛に賞味期限はありません

泡盛のようなアルコール度数が高いお酒は、有害となる微生物などの繁殖がしにくく劣化が起こりにくいとされています。

そのため、泡盛には賞味期限の表示義務がないのです。

※バックラベル等に印刷されている日付は、泡盛を瓶や甕に充填した日(詰口年月日)です。

寒いところでの保管には注意が必要

冬の寒い北国の屋外での保管や、冷蔵庫での保管は避けてください。

泡盛が持つ旨み成分が凝固し、オリの発生や油分が浮いてしまうことがあるからです。

ただし、万が一オリや油分が発生したとしても、人体に有害なものではありませんのでご安心ください。

【甕入り泡盛】保存方法と古酒の育て方

甕(壷)入り泡盛 を保存する場所は 、防臭剤やお線香などニオイの強い場所は避け、湿度があまり高くない冷暗所(直射日光が当たらない涼しい所)にて保存をお願いいたします。

また甕での貯蔵は少しずつ泡盛が揮発することがありますので、時々、中身の量をチェックして(飲んだり、蒸発して)泡盛が減った分だけ、少し若い古酒を継ぎ足していきます。その時、泡盛を入れる量は最高でも甕の肩くらいの位置までにします。

■1年間に飲んでもいい目安(全量の20%以下)

3升甕の場合 1000mlまで、5升甕の場合は1800mlまでが1年間に呑んでもいい目安となります。

また、一度開けた甕はセロハンなどを用いて、しっかりと蓋をする。
(蓋の閉めが緩いと、中の泡盛が揮発してしまいます)

仕次ぎは家族の歴史

仕次ぎとは、琉球王朝時代から伝わる伝統的な古酒造りの手法です。

昔は甕を3つ用意したといわれ、1番甕(親酒)の古酒にそれより少し若い古酒を継ぎ足すことで、酒を劣化させないようにする手法です。

そして、一番長く貯蔵した泡盛(1番甕)、次に長く貯蔵した泡盛(2番甕)、またその次に比較的若い泡盛(3番甕)を並べ、一番上等な泡盛(1番甕)を飲んで、その減った分を2番甕から継ぎ足し、また2番甕が減った分を、今度は3番甕から2番甕へ継ぎ足し、最後は3番甕に仕次用の泡盛を継ぎ足します。

【画像】泡盛の育て方

ただ、「複数の甕を用意できない」また「甕の管理が大変」と感じる方も多くいらっしゃることと思います。そこで当店では、そのようなご家庭では、まず一つの甕をご用意いただき、気軽に古酒造りを楽しんで頂くことをお勧めします。

【画像】泡盛の育て方

甕が一つでも、飲んだ分を仕次用の一升瓶で継ぎ足していけば、安定的に美味しい泡盛を末永くお楽しみ頂けます。

【画像】名入れ泡盛

【ボトル入り泡盛】保存方法と古酒の育て方

泡盛記念ボトルも甕(壺)同様 保管場所は、湿度があまり高くない冷暗所(直射日光が当たらない涼しい所)にて保存をお願いします。

また時々、きちんと栓がされているかチェックが必要です。栓が緩んでいると泡盛の蒸発の原因になります。

※泡盛 は元々自らが持っている成分で熟成するため、瓶の中でも成長(熟成)するお酒です。

■泡盛原酒 粗濾過44度(松藤)

記念ボトルに充填する松藤(旧 崎山酒造廠)の粗濾過44度は、丹念に仕上がった泡盛の旨味成分を最大限に残すため、濾過をできるだけ少なくしています。

油分成分をほど良く残し、なおかつ自然な風味も漂わせながら貯蔵するのは至難の技。

これを叶えてくれるのが恩納岳の水の成分(沖縄唯一の軟水)です。

このようなやさしい濾過は時として澱(おり)を出しますが、品質にはまったく問題ありません。

恩納岳の自然水とじっと見守り続ける熟成方法で実現した崎山酒造廠ならではの芳醇な味と風味をお楽しみ下さい。

【画像】名入れ泡盛のラインナップ

沖縄の誇り「名酒泡盛」を、「家の宝」として、ご家族の歴史とともに代々受け継いでいってほしいと思います。

泡盛の保存方法と古酒の育て方についてご紹介させていただきました。


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