名入れ泡盛本舗 かりゆし沖縄

泡盛の定義のひとつにもなっている「黒麹菌」について

ハイサイ! チュウウガナビラ

今日は泡盛の定義のひとつにもなっている「黒麹菌」について、スポットを当ててみたいと思います。

泡盛と黒麹菌

そもそも、お酒造りには欠かせない麹ですが、造るお酒の種類によって、使用される麹菌も変わってきます。

まず日本酒には、「黄麹菌」が使われます。次に九州の焼酎には、主に黒麹菌の突然変異である「白麹菌」が使われ、そして沖縄の泡盛には「黒麹菌」が使われます。

(最近は九州の焼酎でも、昔ながらの黄麹菌や黒麹菌を使う酒造所も出てきましたが・・・)

沖縄の泡盛に黒麹菌を使う理由とは

  • 黒麹菌を使うとアルコール発酵時に大量のクエン酸を作りだす。
  • 酸の多い麹で仕込まれた醪(もろみ)は、他の雑菌の混入を防ぐ効果があり、亜熱帯海洋性気候で高温多湿の沖縄でも、保健上安全に泡盛を造ることができる。
  • 白麹菌や黄麹菌に比べ、黒麹菌は酒の「コク」や「香り」を、より強く出す特長がある。

と言うことは・・・

もし黒麹菌が存在しなければ、沖縄の宝「泡盛」は、この世に存在しなかったということですね…

以上、本日は、泡盛造りに欠かせない黒麹菌についてでした。

あんしぇー、またやーさい!

 

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