名入れ泡盛本舗 かりゆし沖縄

宮古島のオトーリ

ハイサイ!!グスーヨー チュウウガナビラ!
(こんにちは!皆さま、ご機嫌いかがですか!)

今日は、宮古島の飲酒作法(?)「オトーリ」を紹介します。

まずは、「オトーリって何?」って方のために内容を説明します。

  1. まず初めに参加者全員が円陣を組む形で座ります。
  2. 次に、親(オトーリを始める人)が口上を述べ、盃に入った泡盛を飲み干すと、今度はその盃を参加者全員に泡盛をついで飲み回していきます。
  3. 全員に回し終えると、最後の人(親の手前の人)が、その盃へ酒を満たし親へ返杯します。
  4. 親は締めの盃を飲み干したあと、自分のオトーリへ最後まで付き合ってくれた礼を述べ、次の親を指名する。(または隣の人)
  5. 指名された親は、盃を受け継ぎ、口上を述べ、また回していきます。

(動画の途中「沖縄でずっと住んでもいつも思い出すのは宮古です」の
「沖縄」は「沖縄本島」のことで、宮古や八重山等の離島では
沖縄本島のことを「沖縄」と呼びます。)

ちなみに、親を中心に時計回りで回していくことを「豊年まわり」
逆に回すことを「大漁まわり」と言います。

■オトーリの豆知識

泡盛を注ぐ際に、その量を指定する際
各市町村の名前にかけて次のように呼びます。

  • コップのギリギリに注ぐ→平良線
  • コップのやや上の方まで注ぐ→上野線
  • コップの下の方まで注ぐ→下地線
  • 泡盛を薄めに作ってもらいたい時→城(ウスク)辺線
  • 酔っぱらってもう飲めない時→池間線(いけません)

■オトーリの噂話

オトーリを悪習と考えた宮古島の村議会が
オトーリの廃止決議をした晩に、それを祝ってオトーリを廻した。

オトーリに関する話題は事欠かないですが、とにかくオトーリを回す時は
すべての人が親になり、心で話し、心で聞く。

これが宮古流の絆の証といえるのではないでしょうか。

宮古島の風習「オトーリ」

宮古島に古くから伝わる風習「オトーリ」とは、宴会や祝いの席などで泡盛の盃を回し続けるというものだ。それも「ただ盃を回し続ける」のではなく、色々なルールがある。

(1)宮古島の飲み会には「司会役」がいることがほとんどで、その司会役が最初の「親」を決める。

(2)指名された親は、「口上」として参加者へのメッセージや今年の抱負などを述べる。

(3)泡盛の入った盃を飲み干したら、参加者に盃を渡して、順番に飲み干す。

(4)全員に行き渡ったら、親が締めの口上を述べて次の親を指名する。

オトーリは泡盛:水=3:7で割って作るのが一般的で、宮古島では多くの居酒屋や家庭にオトーリ用のピッチャーが用意されている。盃は、100ml程度の小さめのグラスを使うことが多い。

ちなみに、親を中心に時計周りで盃を回すのは「豊年まわり」、半時計周りは「大漁まわり」と呼ばれている。

宮古島の観光課では「オトーリ免許」という免許証に似たカードを発行しており、初めて体験した人には「仮免許」、2回目の人には「普通免許」を渡しているそうだ。

オリーブオイルをひとまわし より

ちなみに、宮古島にある泡盛酒造所は以下の7カ所。

  • 多良川酒造
  • 宮の華
  • 菊之露酒造
  • 沖の光酒造
  • 渡久山酒造
  • 池間酒造
  • 千代泉酒造所
    ※千代泉酒造所は2018年3月、後継者不在のため廃業となりました。

宮古島の泡盛

宮古島には、7ヵ所の酒造所がある。お酒好きな方は、ぜひ飲み比べをしてお気に入りを見つけてみたい。それぞれの酒造所で人気のある泡盛を紹介しよう。

・琉球王朝(多良川酒造)…昭和23年に創業した、歴史ある酒造所。宮古島だけでなく、沖縄本島や全国的にもファンが多い。香りと味のバランスが良く、飲みやすいのが特徴だ。

・華翁(宮の華)…女性スタッフが8割を占める酒造所。女性らしい感性に基づいた泡盛で、農薬や肥料を使わない米を使った、自然の甘味を活かした味である。

・菊之露(菊之露酒造)…泡盛の種類が多く、その中でも菊之露はまろやかで飲みやすく、地元の居酒屋などでの取り扱いも多い。

・沖の光10年(沖の光酒造)…昔ながらの製造法で質にこだわった泡盛を作っている。この沖の光10年は、10年の古酒を100%使用しており、香りと旨味が豊かである。

・琉球泡盛豊年(渡久山酒造)…宮古島の北西にある伊良部島に酒造所を構えている。ミネラル豊富な地元の地下水を使用することで、優しくまろやかな味わいに仕上がっている。

・ニコニコ太郎(池間酒造)…戦後すぐに設立された酒造所であり、地元でも広く知られている。ゆっくり時間をかけてもろみの仕込みをすることで、やさしい口当たりと爽やかな香りが引き立っている。

・千代泉(千代泉酒造所)…宮古島先端で昔ながらの泡盛づくりを行っていたが、2013年に社長が急死したため現在は製造中止になっている。もともと少量しか生産していなかったため、現在は幻の泡盛となっている。

オリーブオイルをひとまわし より
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