今や深刻な現代病である
肥満や糖尿病等の生活習慣病-。
国民の健康志向が年々高まる中…
国内の酒造メーカーでは
「糖質ゼロ」
「カロリーオフ」
「プリン体オフ」
等の新商品が数多く発売されています。
では、泡盛はどうなんでしょう?
実は泡盛(蒸留酒)には、ビールや
日本酒、ワインといった醸造酒に
含まれるブドウ糖をはじめとする
糖質やタンパク質を元々含んでおりません。
泡盛と健康との関わりに詳しい
北中城若松病院の吉田貞夫先生に
よりますと、アルコール1gの熱量は7Kca
(実際に体内で利用されるカロリーは1gあたり5Kcal程度)
これを前提に
具体的な数字を挙げてみますと…
- 日本酒
アルコール度数15% 100mlあたり 103Kcal - 泡盛(30度):水=1:1
アルコール度数15% 100mlあたり 59Kcal
その差44kcal-。
この44kcalが、毎日着実に
脂肪として体内に蓄積した
と仮定すると、単純計算で
1年間で2.3kgにも及ぶと
吉田先生は仰っています。
それだけ泡盛は低カロリーな
アルコール飲料だと言えます。
ただし、油を多く使った
料理等を泡盛のお供にするのは
ダイエットには禁物です。
泡盛を飲む時は適量を守り
健康的な食事を心がけ
楽しい酒の席にしたいものですね。
参考文献: 吉田貞夫(ちゅうざん病院副院長 平成30年~)
「泡盛から健康を考える~現代の健康問題と泡盛の持つ可能性~」
【泡盛】
吉田貞夫:『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
・沖縄県に活動の場を移したのを機に、泡盛への関心を深め、2005年(平成17年)、泡盛マイスターを取得した。現在、泡盛マイスター協会の医学アドバイザーに任命されている。
・沖縄大学(2006年〜2012年)や沖縄県酒造組合(2007年)、北谷町(2009〜2010年)、那覇市中央公民館(2017年)などで、『泡盛と健康』に関する講演を行った。
・泡盛学会(現在活動休止中)の発行する雑誌、『泡盛研究』第2号(2007年)に、「泡盛から健康を考える~現代の健康問題と泡盛の持つ可能性~」と題した論文を投稿。泡盛とその製造過程のもろみなどが健康に与える影響につき、科学的、かつ、網羅的なレビューを行い、この論文が、沖縄県酒造組合のホームページ『泡盛百科』の『泡盛と健康』のページに引用されている。
・琉球泡盛倶楽部の理事を務めている。
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