沖縄には12年周期で
同じ干支の年にお祝いを行う風習があります。
それを沖縄の言葉で
「トゥシビー(生年祝い)」と言います。
その中でとりわけ盛大に行うのが
「カジマヤーユーエー」
※単に「カジマヤー」とも言われます。
![カジマヤーの記事](https://blog.kariyusi-okinawa.com/wp-content/uploads/2021/10/2021kajimaya.jpg)
地域やご家庭によって多少の違いはありますが
カジマヤーは数え年97歳の年の
旧暦9月7日(新暦10月12日)に行われます。
※沖縄では多くの年中行事が旧暦で行われます。
カジマヤーは人生最後のトゥシビーであり
毎年行われる集落行事。
地域を挙げてお祝いするカジマヤーは
漢字で「風車(かざぐるま)」と書き
97歳になると子供へ還るという考え方から
子供のおもちゃでもある風車を持たせてお祝いします。
![風車](https://blog.kariyusi-okinawa.com/wp-content/uploads/2021/10/22361996_s.jpg)
一方、集落の人は
「長寿にあやかる」の意味合いから
多くの人がお祝いに集まります。
人生最後の生年祝いとされている「カジマヤー」
トラックの荷台やオープンカーなどに
たくさんの花飾りをつけ
集落をゆっくりとパレードします。
そのパレードのことを沖縄では
「道ジュネ―」と言い
「練り歩く」ことを意味します。
諸説ありますが
カジマヤー含めトゥシビーそのものが
お祝いするという習わしではないようで
もともとは「厄除け」の意味合いが強かったようです。
トゥシビーについては他にもまとめてますので
ぜひご覧くださいね。
大変な人生を歩んできた大先輩方々に
尊敬と感謝こめてー。
![老人のぬいぐるみ](https://blog.kariyusi-okinawa.com/wp-content/uploads/2021/10/22138685_s.jpg)
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